子どもたちを守る「メディアリテラシー教育」とは

クリティカル・シンキング(批判的思考)

情報を鵜吞みにしない。情報を吟味する。

メディアとは「媒体」である。 現代社会においては、「インターネット」が最も身近であろう。 メディアリテラシーとは、「インターネット」などの「メディア」から、必要な情報を引き出し、活用する能力。 スマートフォンなどを利用した犯罪行為などが増える中、子どもたちへのメディアリテラシー教育が必要となってきている。

リテラシーとは、読み書きの能力、活用する能力、応用力。

日本では、メディアリテラシー先進国と比較すると、残念ながら、まだ「教育」として浸透されていないようだ。
イギリス・カナダ・オーストラリアなどが、メディアリテラシー先進国といえるが、これらの国では、「公教育」として、メディアリテラシー教育をカリキュラムとして正式に組み込み、実践されている。
具体的には、メディアの情報を鵜呑みにせず、どのように理解し、どのように扱うかを重要視し、まず批判的に解釈し、咀嚼した後、オリジナルの情報発信する能力を身に付けることを目的とする。

日本では、文部科学省が、平成18、19年度の「教科書の改善・充実に関する研究事業」の中で、「メディアリテラシー教育の教材を改善・充実させる」という項目を設けているが、まだ十分な教育ができているとは言えず、具体的な検討が必要な段階であると思われる。
教育現場では、試行錯誤しながら、前向きに取り組んでいる状況ではあるが、指導する側のメディアリテラシーに対する理解が不十分であったり、様々な進化に追いついていかれてなかったりすることもあるため、外部の専門家の協力も仰ぐ必要性があるかもしれない。
日常的に、望まざるとも降り注いでくる情報の中から、重要なことは何かを、受け取る側が正しく判断することが不可欠であるが、それをどうやって子どもに伝え、理解させ、日常に取り入れるかが、最も難しい点であろう。
まずは、大人の方が正しい理解が必要なことは、言うまでもないだろう。

一言でいうと、「メディアを一度、疑ってかかること」

入手した情報が全て正しいわけではなく、正しい情報を間違っていると受け手が判断することもある。 どうやって判断するかが問われるが、その判断方法をどのようにして子どもたちに伝えればいいのだろうか。 正解が無いかもしれないが、より正解に近付くためには、どうすればいいのだろうか。

メディアに負けない子育て

メディアリテラシーの基本は「批判的に受け止める」こと。 メディアリテラシーの核心は「クリティカルシンキング」(批判的思考)。 「批判」とは、ケチをつけるという意味ではなく、「よく吟味する」というニュアンス。 よく吟味して自分で判断するというのが、メディアリテラシーの中心的な考え方である。


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